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植物図鑑

ハルザキヤマガラシ

ヤマガラシ属 ハルザキヤマガラシ
学名: Barbarea vulgaris

〔基本情報〕高さ20~90cmほどの越年草または短命な多年草。
全国に帰化していますが特に中部地方以北に多く、牧草地、畑地、道端などにしばしば大群落をつくります。
茎は直立して上部でよく枝分かれし、ほうき状の草姿となります。
根生葉には葉柄があり、羽状に全裂し、2~4対の側小葉があります。
茎の上部の葉は互生して、葉柄はなく、羽状に深裂~浅裂して、葉の基部は茎を抱きます。
葉はやや厚く光沢があります。
花は茎先の総状花序につき、鮮黄色の4弁花です。
花は径6~8mm。花柱は子房とほぼ同長で、花柱が子房より短いヤマガラシと区別できます。
果実は長さ1.5~3cmで断面がやや四角形となり、中には種子が1列に並びます。
果実の嘴は長さ1.8~3mmで幅より大きく、嘴の長さと幅が同じであるヤマガラシと区別できます。

〔来歴〕明治末に導入され、植物園で栽培されていました。種子と根茎によって繁殖し、麦類に混入したものが戦後になって帰化したと考えられています。

名前
ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)、フユガラシ(冬芥子)、bittercress、herb barbara、rocketcress、yellow rocketcress、winter rocket、wound rocket
生活型
越年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ヤマガラシ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ
形状
直立
草丈・樹高
200〜900mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
根生、互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
花径
6〜8
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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