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植物図鑑

ネコヤナギ

ヤナギ属 ネコヤナギ
学名: Salix gracilistyla var. gracilistyla

〔基本情報〕
河川上流の急流になる岸の砂礫地に多い高さ0.5~3mになる落葉低木。
根元が水に浸かるような場所にはえます。
枝は叢生して、横に広がり、小枝にははじめ灰色の長い毛が密にはえますが、のちに無毛になります。
葉は互生する単葉で、長さ6~13cm、幅1.5~3cmの長楕円形、先端はとがり、縁に細かい鋸歯があります。
側脈は14~18対あります。
若葉にははじめ両面に絹毛がはえ、裏面の毛は成葉になっても残ります。
葉柄は長さ0.5~2cmで。
雌雄異株です。
花は葉の展開より前に出る長楕円形の花穂に密につき、白色の長い毛が密にはえる苞があります。
雄花穂は長さ3~5cm、径1~1.5cmです。
雌花穂は長さ2.5~4cmで雄花穂より細いです。
花には花弁はありません。
果実は蒴果で、熟すと裂開して、柳絮(りゅうじょ)とよばれる綿毛に包まれた種子を出します。

〔利用〕
花穂が切り花や生花に用いられますが、現在流通しているものの多くはネコヤナギとバッコヤナギの雑種とされるフリソデヤナギです。
樹皮を民間薬として利用します。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
日当たりと水はけがよく湿り気のある土壌を好みます。
乾燥する場所は嫌います。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾きはじめたらたっぷりと与えます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を施すのみで十分です。
病虫害としてはうどんこ病、さび病、カミキリムシ、アブラムシなどがあります。

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名前
ネコヤナギ(猫柳)、タチネコヤナギ(立猫柳)、カワヤナギ(川柳)、エノコロヤナギ(狗尾柳)、rose-gold pussy willow
生活型
低木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
3月、4月、11月、12月
花咲く季節
3月、4月
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国(黒竜江省東部)、ロシア沿海州、ウスリー、アムール、サハリン南部
形状
分枝
草丈・樹高
500〜3000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
花序の長さ
25〜50
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
耐候性
耐寒性、耐湿性
用途適性
盆栽、鉢植、切花、公園・庭園
病害
うどんこ病、さび病
虫害
カミキリムシ、アブラムシ
有用
薬用、生け花
日本花き取引コード
19388
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