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文一総合出版

バッコヤナギ

ヤナギ科 ヤナギ属

Salix caprea

紅褐色で大きな楕円形の冬芽が目立つ、雌雄異株の落葉高木または小高木。高さ10mに達し、裸材に隆起線が目立つといいます。
葉は互生し、成長した葉(成葉)は長さ8-13cmになる楕円形-長楕円形です。葉身は革質で、表面はいくらか光沢のある深緑色で無毛で葉脈がくぼみ、裏面は粉白色で白い縮れた毛が目立ちます。縁は小さく波打ち、ふつうは不斉の鋸歯があります。

★ヤナギの仲間は花を尾状花序につけますが、尾状花序は密生する苞とその腋につく雄しべ(雄花序の場合)や雌しべ(雌花序の場合)からなります。
バッコヤナギでは、雄花序は長さ3-5cm、径2.5-3cmの楕円形-長楕円形、葯が黄色く花糸が離生する雄しべが2個ずつつき、雌花序は長さ2-4cm、径1.5cm前後の長楕円形、ごく短い花柱をもち子房全面に白毛が目立つ雌しべが1個ずつつきます。柱頭は淡黄緑色で2裂します。両花序とも苞の上半部が黒色になります。
ヤナギの仲間では、花被(萼や花弁)は退化して雄しべや雌しべの基部に生じる1-2個の腺体に変化しており、バッコヤナギの腺体は、1個で卵形棒状です。

★早春に展葉前に開花し、紅褐色の芽鱗を脱いで銀白色に輝く大きな花穂が樹冠いっぱいにつくさまはよく目立ちます。ヤマネコヤナギとも呼ばれ、山麓や丘陵のいくらか乾いたところに生えているようです。
名前 バッコヤナギ (跋扈柳) 、ヤマネコヤナギ 、マルバノバッコヤナギ 、エゾノバッコヤナギ 、コウライバッコヤナギ 、マンシュウバッコヤナギ
花咲く季節 ? 3月
分布または原産地 ? 日本(北海道西南部、本州近畿以東、四国)
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