植物図鑑
ミヤマカタバミ
カタバミ属
ミヤマカタバミ
学名:
Oxalis griffithii var. griffithii
〔基本情報〕
山地の林内でみられる高さ5~10cmほどの多年草。
根茎は太く、枝分かれせず、古い葉柄の基部に密に覆われます。
葉柄や花茎、葉の裏面に軟毛が密にはえます。
葉は根茎から束生し、3小葉からなります。
小葉は幅2.5~4cmの倒心形で先端がへこむハート形になり、角は鈍いです。
花茎は葉より高く出て、ほぼ中央に小さな苞がつきます。
花茎の先に径3~4cmで白色の5弁花を単生させます。
花弁にはしばしば淡い紫色の筋がはいります。
果実は楕円形の蒴果で、熟すと種子を飛ばします。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
半日陰で水はけがよく、適度に湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は特に必要ありませんが、開花後に少量、緩効性化成肥料を置き肥してもよいです。
病虫害は特にありません。
名前
ミヤマカタバミ(深山片喰)、ヤマカタバミ(山片喰)、エイザンカタバミ(叡山片喰)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
カントウミヤマカタバミ、コミヤマカタバミ
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:東北地方南部~中国地方、四国)、中国、ヒマラヤ
形状
草丈・樹高
50〜100mm
葉の形
3出複葉
葉の生え方
束生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
白
花径
30〜40
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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