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植物図鑑

キカラスウリ

カラスウリ属 キカラスウリ
学名: Trichosanthes kirilowii var. japonica

〔基本情報〕林縁や薮、道端などでみられるつる性の多年草。
太く長い塊根をもちます。
巻きひげは2~5分岐します。
葉は互生し、円心形で、3~5裂するか縁が歯牙となります。
葉の表面には短い毛がまばらにはえ、光沢があります。
雌雄異株です。
雄花・雌花とも夕方から開いて、ふつう翌日の午前中にはしぼみます。
雄花序は長さ10~20cmほどで、雌花は葉腋に単生します。
花は白色で、花冠はふつう5裂して、縁がレース状に裂けて広がり、径5~10cmにもなります。
花筒が非常に長く、夜行性のスズメガによって受粉されます。
苞は大きく、長さ1.5~2.5cmの卵形で、大きな歯牙があります。
果実は長さ7~10cmの球形~卵円形の液果です。
若い果実は緑色で、熟すと黄色になります。
長さ3~5cmの果柄があります。
種子は長さ1.1~1.4cmの扁平な楕円形で淡い黒褐色です。

〔利用〕根や種子を薬用とします。
根のデンプンから天花粉をつくります。
果実には甘みがあり、若い芽とともに食べられます。

名前
キカラスウリ(黄烏瓜)
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
カラスウリ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
9月、10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道:奥尻島、本州、四国、九州:奄美大島まで)
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
50〜100
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
実、葉、茎
毒性
有用
薬用、食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
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農林水産省品種登録品種名称
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