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植物図鑑

ミヤマイラクサ

ムカゴイラクサ属 ミヤマイラクサ
学名: Laportea cuspidata

〔基本情報〕
山地の林内の沢沿いなど湿った場所でみられ、高さ0.4~1mになる多年草。
全体に刺毛がはえ、触れると激痛を感じます。
葉は互生する単葉で、長さ8~20cm、幅5~15cmの広卵形~円形で先が尾状にとがります。
葉の縁には粗い鋸歯があります。
長い葉柄をもち、葉腋にはふつうむかごはつきません。
むかごをつけるものはコモチミヤマイラクサとよばれます。
花には雄花と雌花があり、茎の上方には長さ10~30cmで穂状~総状になる雌花序、下方には長さ5~10cmで円錐状になる雄花序がつきます。
雌花序の柄はごく短いです。
雄花・雌花とも小さく、雄花は白色で花被片は5個、雄しべも5個あります。
雌花は緑色で花被片は4個あり、柱頭は長い線形です。
果実は痩果で長さ2mmほどのゆがんだ楕円形となり、花被片のうち2個が大きくなって宿存します。

〔利用〕
全草を蕁麻(ジンマ)とよび局所刺激など、薬用として用います。
若芽は山菜として利用されます。
茎の繊維は強靭で布を織るのに用いられました。

名前
ミヤマイラクサ(深山刺草)、アイコ
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
イラクサ、ムカゴイラクサ、コモチミヤマイラクサ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道、本州、九州)、朝鮮、中国
形状
草丈・樹高
400〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
4、5
花の色
緑、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
葉、茎
毒性
有用
薬用、食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
69068
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