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ナンテンハギ

マメ科 ソラマメ属

Vicia unijuga var. unijuga

〔基本情報〕草原や道端、林縁などでみられる高さ50~100cmの多年草。
太い根茎をもちます。
茎には稜があり、斜めに立ち上がり、上部がややジグザグに曲がります。
葉は互生し、2小葉からなる偶数羽状複葉です。
小葉は長さ4~7cm、幅1.5~4cmの卵形ですが、葉の形には変異があります。
葉柄は短く、基部には托葉がつきます。
托葉には歯牙があるか、2裂します。
葉の先に巻きひげは出ません。
葉腋に長さ3~10cmの総状花序を出し、10個以上の花がつきます。
花は紅紫色で長さ1.2~1.8cmの蝶形花です。
果実は長さ2.5~3cm、幅0.6cmの豆果で、3~7個の種子を含みます。
種子は径3mmほどの球形です。

〔利用〕若い芽を山菜として食べられます。
また開花期の全草を民間薬として用います。
名前 ナンテンハギ (南天萩) 、フタバハギ (双葉萩) 、アズキナ (小豆菜) 、タニワタシ (谷渡)
花咲く季節 ? 6月、7月、8月、9月、10月
分布または原産地 ? 日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮、中国、シベリア東部、極東ロシア
生活型 ? 多年草
生活様式 ? 地生
草丈・樹高 ? 500〜1000mm
葉の形 ? 偶数羽状複葉
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 全縁
花のつき方 ? 総状花序
花の色 ?
花序の長さ ? 30〜100mm
葉の色 ?
食用 ?
有用 ? 薬用、食用
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