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植物図鑑

タマザキクサフジ

タマザキクサフジ属 タマザキクサフジ
学名: Securigera varia

〔基本情報〕
多年草。
全体に無毛で、茎はよく枝分かれしながら這うか斜めに立ち上がって、つる状に長さ1mほどまでのび、草丈は0.3~1mになります。
葉は互生する奇数羽状複葉です。
小葉は15~25枚あり、長さ0.6~2cmの楕円形で全縁、最下の1対は茎を抱くように後方に曲がることが多いです。
托葉は小さいです。
葉腋から出る長さ5~7cmの花序柄の先に散形花序を出し、10~20個の蝶形花が球状にまとまってつきます。
花は長さ1~1.5cmでピンク色~白色、旗弁は色が濃くなります。
果実は長さ2~6cmの細長い豆果で断面が四角く、3~12節に分かれます。

〔来歴〕
第二次世界大戦後に牧草などに利用するためヨーロッパから導入されました。
1981年に北海道広島町(現在の北広島市)ではじめて記録され、関東地方や中国地方でも帰化が確認されています。

〔利用〕
飼料や緑肥として利用されます。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けにより、こぼれダネでもよく増えます。
日当たりと水はけのよい場所を好み、栽培は容易です。

名前
タマザキクサフジ(玉咲草藤)、タマザキフジ(玉咲藤)、クラウンベッチ、crownvetch、purple crown vetch
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ
形状
草丈・樹高
300〜1000mm
葉の形
奇数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
81932
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