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植物図鑑

オジギソウ

オジギソウ属 オジギソウ
学名: Mimosa pudica

〔基本情報〕
高さ30~50cmになる多年草ですが、寒さに弱いため一年草として扱われます。
茎はよく枝分かれして、褐色の毛と鋭いとげがあります。
葉は互生する2回偶数羽状複葉で、1~2対のほぼ対生する長さ3~8cmの羽片がつきます。
それぞれの羽片には長さ6~15mm、幅1.5~3mmほどで狭楕円形~線状披針形の小葉が10~20対つきます。
葉は手でふれるたり、暗くなると閉じてたれ下がります。
径1cmほどの頭状花序を出し、ピンク色の花がつきます。
花は長く伸びた雄しべがブラシ状にめだちます。
果実は長さ1~2cm、幅0.5cmの扁平で節のある豆果で、縁に剛毛と刺があります。
熟すと節ごとに切り離されて落ちます。

〔来歴〕
江戸時代(天保12年 1841年)に観賞用として渡来したとされます。

〔利用〕
全草が薬用にされます。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
実生は種皮がかたいため、傷をつけてから播くか、60℃のお湯に30分浸け、そのまま半日~2日浸けてから播きます。
発芽適温は25℃以上です。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
葉をたたむ様子から名がつきました。

名前
オジギソウ(お辞儀草)、ネムリグサ(眠り草)、ミモザ、sensitive plant、sleepy plant、action plant、Dormilones、touch-me-not、shameplant、zombie plant、shy plant
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中央アメリカ~南アメリカ
形状
草丈・樹高
300〜500mm
葉の形
偶数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21608
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