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植物図鑑

イワネコノメソウ

ネコノメソウ属 イワネコノメソウ
学名: Chrysosplenium echinus

〔基本情報〕
沢沿いの湿地でみられる多年草。
走出枝は地を這い、葉腋を除いて無毛です。
葉には根生葉と、花茎や走出枝につく葉があり、根生葉は開花期にはありません。
花茎につく葉は対生する単葉で、長さ0.2~0.8cm、幅0.3~1cmの扇形~円腎形となり、縁に6~10個の鋸歯があります。
走出枝は花後に花茎の基部からでます。
走出枝につく葉は対生する単葉で、長さ0.2~1.8cmの円形~円腎形となり、縁に3~10個の鋭い鋸歯があります。
走出枝につく葉は先端のものほど大きくなります。
高さ3~12cmの花茎をのばします。
花茎の先に集散花序を出します。
花序には葉状で卵形の苞があります。
苞は1~2対の鋸歯をもち、開花時にも緑色です。
花は径3~5mmで花弁はありません。
雄しべは8個あり、赤橙色の葯がめだちます。
萼はときに赤紫色を帯び、平らに開きます。
果実は蒴果で熟すと割れて、18~20個の種子が顔を出します。
種子は卵形で、棍棒状の突起が密に並びます。

名前
イワネコノメソウ(岩猫目草)、トゲミネコノメソウ(刺実猫目草)、ホソバミズネコノメソウ(細葉水猫目草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
チシマネコノメソウ、ミチノクネコノメソウ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:福島県南部・関東地方・東海地方、四国、九州)
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生、根生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
3〜5
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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