紫で彩るアケビnew12月の過去記事

セリバオウレン

キンポウゲ科 オウレン属

Coptis japonica var. major

〔基本情報〕山地の落葉樹林内のやや湿った場所でみられ、高さ20cmほどになる常緑多年草。
根茎は太く、長く伸びます。
葉は根出する2回3出複葉で、質が厚く、表面には光沢があります。
小葉は長さ1.5~5cm、幅1~3cmで、縁は粗く欠刻状になるか羽状に浅く裂けます。
葉には長い葉柄があります。
花茎の上部に2~3個の花を総状につけます。
花には雄花と両性花があり、ともに白色で、数個の萼片・花弁が放射状に出ます。
萼片の方が花弁より大きく、花弁状に目立ちます。
雄花の雄しべは多数あります。
果実は袋果で輪状につきます。

〔利用〕根茎は古くから薬用にされます。
名前 セリバオウレン (芹葉黄連)
花咲く季節 ? 3月、4月
分布または原産地 ? 日本(本州、四国)
指定植物 ? 日本固有種
生活型 ? 多年草
常緑・落葉 ? 常緑
生活様式 ? 地生
草丈・樹高 ? 200mm
葉の形 ? 3出複葉
葉の生え方 ? 根生
花の色 ?
有用 ? 薬用
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