植物図鑑
レンゲショウマ
レンゲショウマ属
レンゲショウマ
学名:
Anemonopsis macrophylla
〔基本情報〕
落葉樹林内でみられる高さ40~100cmの多年草。
根茎をもちます。
茎は上部でまばらに枝分かれします。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は長さ15~30cm、幅30~40cmの2~4回3出複葉で、1枚だけ出て開花期にも残ります。
小葉は長さ7~10cm、幅6~10cmの卵形でときに3裂して、縁には粗い鋸歯があります。
根出葉には長さ10~20cmの葉柄があり、葉柄の基部は鞘状に茎を抱きます。
茎につく葉は1~2枚が互生し、長さ・幅とも1~20cmで、1~3回3出複葉となり、葉柄をもちます。
茎の先に総状花序を出し、径3~4cmで淡い紫色の花を3~7個、下向きに咲かせます。
花は独特な形で、花弁状の萼片が7~10枚開き、10~13枚の花弁が中心に筒状に集まります。
花弁の先は濃い紫色です。
果実は袋果です。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
半日陰で適度に湿り気がある水はけのよい場所を好みます。
強い日差しにあたると葉や花芽が傷み、株が弱ります。
鉢植えの場合は風通しのよい明るい日陰に置き、地植えの場合は落葉樹の木陰になるような場所に植えるとよいです。
水やりは乾燥を嫌うので、生育期間中は毎日与えますが、夏場は気温の低くなる夕方以降に水やりをします。
休眠中も完全に乾かないようにします。
肥料は元肥を施すほか、春と秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としては軟腐病、うどんこ病、アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ナメクジなどがあります。
〔備考〕
花がハスに、葉がサラシナショウマに似ることが名の由来です。
名前
レンゲショウマ(蓮華升麻)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:岩手県~奈良県の主に太平洋側、四国:愛媛県)
形状
草丈・樹高
400〜1000mm
葉の形
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
10、13
花の色
紫
花径
30〜40
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病、うどんこ病
虫害
アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ナメクジ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22244
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