植物図鑑
オニゲシ
ケシ属
オニゲシ
学名:
Papaver orientale
〔基本情報〕
高さ45~90cmになる多年草。
高温多湿に弱いため暖地では秋播きの一年草として扱います。
走出枝を出して増えます。
全体に剛毛がはえ、傷つけると白い乳液が出ます。
葉はロゼット状に根出して、長さ30cmで羽状に全裂します。
高さ45~90cmの花茎の先に径10~20cmの花を単生させ、上向きに開きます。
花弁は4~6個あり広卵形、赤色で中心部に黒い斑点があります。
花色は白色に黄色の斑点があるもの、桃色、オレンジ色などもあります。
剛毛がはえた萼が2個ありますが、開花にともなって落ちます。
〔栽培〕
増殖は実生、株分け、根挿しによります。
発芽適温は21℃くらいで、好光性なので覆土する場合はごく薄くします。
北関東から北では夏越しして多年草として扱えます。
日当たりと水はけがよい肥沃な場所に植えればよく育ちます。
酸性土壌は嫌います。
霜や強い寒風にあたると葉が傷むことがあるので、防寒をしてもよいです。
水やりは降雨にまかせます。
肥料が多いと軟弱になり、花つきも悪くなるので、元肥を施す以外は特に必要ありません。
花後に花茎を折り取ると二番花が楽しめます。
名前
オニゲシ(鬼芥子、鬼罌粟)、オリエンタルポピー、Oriental poppy
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月、11月(播種は9月、10月)
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
コーカサス、トルコ北東部、イラン北部
形状
草丈・樹高
450〜900mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
4、6
花の色
橙、桃、白
花径
100〜200
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種子、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
耐寒性
用途適性
花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
3a〜8b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22066
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