紫で彩るアケビnew12月の過去記事

文一総合出版

ミチノクエンゴサク

ケシ科 キケマン属

Corydalis orthoceras

〔基本情報〕
日本海側の落葉樹林内にはえる高さ10~15cmの多年草。
地下にまるい塊茎をもちます。
塊茎から1本の花茎が出ます。
花茎につく葉のうち1枚は鱗片葉です。
鱗片葉には脇芽がつき、これが大きくなって小球茎となります。
葉はふつう2~3回3出複葉で、小葉は線形~狭楕円形となりますが形は変化に富みます。
茎先に総状花序をつけ、数個の花をつけます。
茎先に総状花序をつけ、数個の花をつけます。
花は長さ0.7~1.5cmで、淡い青紫~青紫色です。
花弁は4個ありますが上側の1個が他より長く、長い距をもちます。
小花柄の基部つく苞葉はふつう切れ込みますが、全縁のものもあります。
果実は被針形~狭卵形の蒴果です。
種子にはアリが好む附属体(カルンクル)があり、アリによって運ばれて、散布されます。
名前 ミチノクエンゴサク (陸奥延胡索) 、ヒメヤマエンゴサク (姫山延胡索)
花咲く季節 ? 4月、5月
分布または原産地 ? 日本(本州:北部中部の日本海側・長野県・岐阜県)
指定植物 ? 日本固有種
生活型 ? 多年草
生活様式 ? 地生
良く似た植物 ? ヤマエンゴサク
草丈・樹高 ? 100〜150mm
花のつき方 ? 総状花序
花弁の数 ? 4
花の色 ?
葉の色 ?
動物との関わり ? 種子にはアリが好む附属体(カルンクル)があり、アリによって運ばれて、散布されます。
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