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植物図鑑

キシュウスズメノヒエ

スズメノヒエ属 キシュウスズメノヒエ
学名: Paspalum distichum var. distichum

〔基本情報〕
水湿地を好み、湿地や水路、水田などになどでみられ、群落をつくる高さ20~40cmの多年草。
稈(茎)の下部が地を這って、長さ1mにものび、節から根を下ろして広がります。
葉は互生し、長さ5~10cm、幅0.4~0.8cmの線形となり、やわらかく、両面とも無毛です。
葉鞘は口部を除いて無毛です。
花穂には長さ4~9cmの総が2本V字状につき、総の軸の片側に小穂が2列に並びます。
小穂は長さ3mmの長楕円形でごく短い軟毛がはえます。
第1苞頴は無いか、あってもごく小さい三角形の鱗片状です。
柱頭は黒紫色で開花時に目立ちます。

〔来歴〕
1924年に和歌山県野崎村(現在の和歌山市)で小川由一によって採集され、本多正次によって同定・和名がつけられました。
関東地方以南の暖地に帰化し、水田雑草として問題になっています。

〔備考〕
和歌山県で最初に発見されたことによる名です。
別名は二又に分かれた花穂に由来します。

名前
キシュウスズメノヒエ(紀州雀の稗)、カリマタスズメノヒエ(雁股雀の稗)、knotgrass、water finger-grass、couch paspalum、eternity grass、gingergrass、Thompson grass
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ原産とされる
形状
草丈・樹高
200〜400mm
葉の形
線形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
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