植物図鑑
ホタルイ
フトイ属
ホタルイ
学名:
Schoenoplectus hotarui
〔基本情報〕
平地~山地の水田や休耕田、湿地や池沼の畔にみられる高さ20~60cmの一年草。
地下茎は発達しません。
茎は数多く出て、長さ19~73cm、幅0.5~2mmの円柱形で、基部より上には節はありません。
葉は根生し、ふつう突起状となり、葉鞘が長さ3~11cmの筒状になります。
茎先に1~4個の小穂が集まって花序となりますが、総苞片が直立するので、側生しているように見えます。
総苞片はふつう1個つき、長さ4~15cmの直立する稈状です。
小穂は長さ6~15mmの卵形で、無柄です。
小穂の鱗片は長さ4~5mmの卵形、先は鈍頭~やや鋭頭となり、縁が膜質です。
葯は長さ1.2~1.8mm、花柱はふつう3分岐します。
5~6個の刺針状花被片があり、果実よりやや短いかやや長く、下向きにざらつきます。
果実はやや光沢のある黒褐色で、長さ1.8~3mm、幅1.5~2.2mmの3稜がある広倒卵形、横じわがあります。
〔備考〕
ホタルのすむ水辺にはえることが名の由来とされます。
名前
ホタルイ(蛍藺)
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
イヌホタルイ、クログワイ
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~琉球)、朝鮮、中国、極東ロシア
形状
草丈・樹高
200〜600mm
葉の形
特殊
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐湿性
用途適性
水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
72242
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