植物図鑑
ワタスゲ
ワタスゲ属
ワタスゲ
学名:
Eriophorum vaginatum subsp. fauriei
PR

〔基本情報〕
高山帯~亜高山帯の貧栄養の高層湿原でみられ、しばしば大群落となる多年草。
匐枝は出さず、長さ20~60cmになるかたい茎が叢生して大株となります。
葉には根出葉と茎に互生する葉があり、根出葉は幅1~1.5mmでやや3稜があってかたいです。
茎葉は1~3個つきますが、葉鞘のみがあって、葉身はほとんど退化しています。
葉鞘は上部がふくれ、黒色を帯びた膜質です。
茎先に長さ1~2cmの小穂を1個つけ、多くの花が密につき、鱗片は黒緑色~灰黒色です。
花が終わると糸状の花被片が長さ2~2.5cmまでのびて、小穂全体が白い球状の綿毛のようになります。
果実は3稜形の痩果です。
〔栽培〕
増殖は株分けにより、実生も可能です。
日当たりと風通しがよく、酸性で湿った泥炭土壌を好み、高温多湿や乾燥を嫌います。
水苔単体か高山植物向けの山野草用の土などに植え、夏は半日陰で涼しく過ごさせます。
水やりは水切れしないよう注意し、生育期間中は毎日新鮮な水を多めに与えるか腰水で管理し、冬の休眠中も完全に乾かないようにします。
施肥はごく少量でよく、花後に様子を見ながら有機質の肥料を施します。
病虫害は特にありません。
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名前
ワタスゲ(綿菅)、スズメノケヤリ(雀毛槍)、hare's-tail cottongrass、tussock cottongrass、sheathed cottonsedge
生活型
多年草
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
2月、3月
実のなる季節
6月、7月、8月
分布または原産地
日本(北海道、本州中部地方以北)、北半球の寒帯
草丈・樹高
200〜600mm
葉の生え方
互生、根生
花のつき方
小穂
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要、水苔
土壌酸度
中性、酸性
耐候性
耐寒性、非耐暑性
用途適性
盆栽、鉢植、苔玉
日本花き取引コード
60033
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