植物図鑑
ショクヨウガヤツリ
カヤツリグサ属
ショクヨウガヤツリ
学名:
Cyperus esculentus
〔基本情報〕日当たりのよい場所であれば、道端から水田までみられる高さ0.3~1.2mになる多年草。
地下茎をのばして、径0.3~1.9cmの塊茎をつけます。
塊茎は1個体あたり600個にもおよびます。
茎はふつう径1cm未満で、断面は三角形です。
葉は幅0.3~1cmの線形で、しばしば茎より長くなります。
茎先に4~7本の枝を散形状にのばして、枝先に穂状小花序を出し、多数の小穂をつけます。
花序には長い葉状の苞がつきます。
小穂は黄褐色またはわら色で、長さ1~4cm、幅0.2cmほどの線形です。
果実は長さ0.1cmほどで3稜のある倒卵形となり、灰褐色です。
ハマスゲやミズガヤツリに似ますが、ハマスゲとは小穂の色や根茎の途中に塊茎がないこと、ミズガヤツリとはまるく小型の塊茎をもつことで区別できます。
〔来歴〕古代エジプトで栽培の記録があります。
日本には1980年ごろに栃木県那須地方で確認され、東北南部以南で帰化が確認されています。
〔利用〕塊茎はタイガーナッツともよばれ、食用とします。
〔備考〕塊茎を食用にするものが栽培型(ショクヨウガヤツリ)、雑草化しているものが雑草型(キハマスゲ)とされています。
名前
ショクヨウガヤツリ(食用蚊帳吊)、キハマスゲ、タイガーナッツ、chufa sedge、nut grass、yellow nutsedge、tiger nut sedge、edible galingale、earth almond
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ハマスゲ、ミズガヤツリ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
原産地不詳
形状
草丈・樹高
300〜1200mm
葉の形
線形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
茶
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
芋
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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