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植物図鑑

ヤマトミクリ

ミクリ属 ヤマトミクリ
学名: Sparganium fallax

〔基本情報〕湖沼、ため池、河川などの浅い水中に群生する高さ50~120cmの多年草。
止水域に多く、流水域ではややまれです。
根茎が横に這います。
葉は2列に互生し、幅4~10mmの線形で、裏面に稜があり、断面が三角形となります。
葉の基部は葉鞘となります。
花序は枝分かれせず、球形の頭状花序(頭花)をつけます。
花序の主軸の下部に3~6個の雌性頭花が互いにやや離れてつき、雌性頭花の柄が主軸と途中まで合着します。合着する部分が長いと苞の反対側に頭花がついているように見えます。
雌性頭花がつく部分は主軸がジグザグに曲がることが多いです。
主軸の上部に5~9個の雄性頭花が互いに離れてつきます。
果実は長さ5~6mmの紡錘形で、径1.5~2cmの集合果となります。
果実は堅果で、果皮の外側はスポンジ状でやわらかく、内側はかたいです。

〔備考〕西日本に多く、大和地方に多いという意味でこの名がつきました。ミクリは集合果が栗のいがに似ることによります。

名前
ヤマトミクリ(大和実栗)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
水生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州、九州)、朝鮮、中国、台湾、インド、インドネシア、ミャンマー、ニューギニア
形状
草丈・樹高
500〜1200mm
葉の形
線形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
NT:準絶滅危惧
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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