植物図鑑
オオアマナ
オオアマナ属
オオアマナ
学名:
Ornithogalum umbellatum
〔基本情報〕
多年草。
長さ1.5~2.5cm、径1.8~3.2cmほどで球状の鱗茎をもちます。
鱗茎は有毒です。
葉はロゼット状に6~10個が根出し、長さ30cm、幅0.8cmほどの線形で、表側には縦に白線がはいります。
葉は花後には枯れ、夏は休眠します。
花茎の先に散形花序を出し、6~20個の花をつけます。
花は径2.5cmで白色、花被片は6個で、花被片の外面には緑色の筋があります。
花は午前11時ごろ開いて、午後3時ごろに閉じます。
果実は蒴果です。
〔来歴〕
日本へは明治時代に渡来し、野生化しています。
〔栽培〕
増殖は分球によります。
数年は植えっぱなしでも大丈夫です。
日当たりと水はけ、水もち、通気性のよい砂質土壌を好みます。
過湿を嫌います。
葉のない休眠中は日陰で乾燥気味になる方がよいので、地植えの場合は落葉樹の下や夏草の間に植え込むのがよいです。
水やりは鉢植えの場合は生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠中は完全に乾かない程度に水やりをします。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥として堆肥を施すほか、地植えで植えっぱなしにする場合は冬に少量の堆肥を施します。
病虫害は特にありませんが、過湿になると軟腐病が出ることがあります。
名前
オオアマナ(大甘菜)、garden star-of-Bethlehem、grass lily、nap-at-noon、eleven-o'clock lady、dove's-dung、summer snowflake
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ中部・南部、西南アジア、北西アフリカ
形状
草丈・樹高
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
6
花の色
白
花径
25
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
軟腐病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
16170
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