植物図鑑
オリヅルラン
オリヅルラン属
オリヅルラン
学名:
Chlorophytum comosum
〔基本情報〕地下に多肉質の太い根をもつ多年草。
長いほふく枝を伸ばし、先端の節に気根を伸ばした子株ができて増えます。
葉は多数根出して、長さ20~30cmの線状披針形です。
ほふく枝のいくつかの節に総状花序を出し、白色の小さな6弁花をつけます。
果実は三角形の蒴果です。
一般に栽培されるのは、斑入りの園芸品種です。
〔栽培〕増殖は子株と株分けによります。
日当たりと水はけのよい腐植質に富んだ土を好みます。
日陰にも耐えますが、日当たりがよい方が丈夫で締まった株になります。
夏の直射日光に当たると葉焼けをおこすので、真夏は遮光をするか半日陰に移動します。
耐寒性があり、5度以上あれば越冬できます。
多肉質の根をもつので乾燥には強く、鉢植えの場合は春から秋は土の表面が乾いたら水を与え、冬は乾かし気味に管理します。
庭植えの場合はよほど晴天が続いて乾燥しない限りは必要ありません。
施肥は春から秋に緩効性肥料を2か月に1回ほど置き肥します。
病虫害としてはカイガラムシがあります。
〔備考〕垂れ下がった子株の様子を折鶴に例えた名です。
名前
オリヅルラン(折鶴蘭)、spider plant、airplane plant、hen-and-chickens、St. Bernard's lily、spider ivy、ribbon plant
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯~南アフリカ
形状
匍匐
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハイドロカルチャー、鉢植、花壇、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
74874
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