植物図鑑
ナンバンカモメラン
ナンバンカモメラン属
ナンバンカモメラン
学名:
Macodes petola
〔基本情報〕高さ20~25cmになる常緑多年草。
茎は地表を這い、節から根を下ろします。
葉はロゼット状に互生する単葉で、長さ6.5cm、幅4cmほどの卵形、肉厚、ビロードのような質感があり、葉脈に沿って銀色の網目模様があります。
葉柄があります。
茎先に総状花序を出し、径1.5cmで茶褐色の花を15個ほどつけます。
花は反転して唇弁が上側になります。
背萼片と側萼片はかぶとをつくり、唇弁の基部は袋状の距になって内面に円柱状の突起が2個あります。
蕊柱は強くねじれて、基部が唇弁と合着しています。
花茎や花には腺毛がはえます。
〔栽培〕増殖は株分けによります。
最低温度15℃以上を保つようにし、年間を通じて高い湿度と日陰を好みます。
直射日光に当たると葉焼けをおこします。
素焼き鉢に、水はけのよい腐葉土やバーク、ピートモス、水苔などを用いて植えつけます。
空中湿度が高い環境を好みますが、土壌の過湿は嫌うので、植え付け材の表面が乾いたら水を与えます。
肥料はあまり必要なく、5~6月に薄めた液肥を月1回水やりがわりに与えます。
病虫害は特にありません。
名前
ナンバンカモメラン、ナンバンカゴメラン(南蛮籠目蘭)、ホウセキラン(宝石蘭)
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
分布または原産地
日本(西表島)、東南アジア
形状
草丈・樹高
200〜250mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
茶
花径
15
花序の長さ
実の色
葉の色
緑、複色
種苗の入手難易度
高
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
半日陰、日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要、水苔
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、アクアテラリウム、苔玉
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
CR:絶滅危惧IA類
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
70954
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