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植物図鑑

キバナノアマナ

キバナノアマナ属 キバナノアマナ
学名: Gagea nakaiana

〔基本情報〕
日当たりのよい林縁や草原などでみられる高さ15~20cmの多年草。
梅雨ごろには地上部が枯れ、夏は休眠します。
地下に径5~10㎜で卵形の鱗茎があります。
鱗茎の外皮は茶色~黄色です。
葉は1枚だけ根出し、長さ15~22cm、幅0.3~1cmの線形で、やや厚みがあります。
高さ15~20cmの花茎の先に散形花序を出し、3~5個の花をつけます。
花序には、花序とほぼ同じくらいの長さの2個の苞葉がつきます。
花は鮮やかな黄色の6弁花で、花被片は長さ9~12mmの線状長楕円形です。
雄しべは6個あります。
果実は径7㎜ほどの蒴果で、3稜がある球形です。
種子にはアリなどが好む附属体(エライオソーム)があり、アリによって散布されます。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけ、水もちのよい腐植質に富んだ土壌を好みます。
高温多湿に弱いので、夏は枯れた葉を取り除き、日陰で風通しの良い涼しい場所に移動させます。
水やりは生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠中は球根が乾かない程度に潅水します。
施肥は花後から地上部が枯れ週1回液肥を施します。
病虫害としてはアブラムシがあります。

名前
キバナノアマナ(黄花甘菜)、キバナアマナ(黄花甘菜)、コウライアマナ(高麗甘菜)、yellow star-of-Bethlehem
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
3月、4月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本、朝鮮南部、中国、ロシア(カムチャッカ、千島列島、サハリン、沿海州、アルタイ地方、クラスノヤルスク)、ネパール、ブータン、パキスタン、インド北部
形状
草丈・樹高
150〜200mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
散形花序
花弁の数
6
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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