筆掛けの槇new6月の過去記事いいねしよう

サネカズラ

マツブサ科 サネカズラ属

Kadsura japonica

〔基本情報〕
常緑樹林の林縁や林内でみられる常緑つる性木本。
茎は褐色で、古くなるとコルク層が発達して径2cmにもなります。
若い枝は赤色を帯びます。
葉は互生する単葉で、長さ5~13cm、幅2.5~6cmの長卵形~楕円形で、やわらかく、やや厚みがあります。
葉の表面には光沢があり、裏面はしばしば紫色を帯びます。
葉の縁は全縁または鋸歯があります。
葉柄は0.6~2.3cmです。
普通は雌雄異株となります。
雄花、雌花とも葉腋に1個が垂れ下がってつきます。
花は濃いクリーム色で径1.5cmの広鐘形、花被片は8~17枚あります。
雄花の雄しべ、雌花の雌しべともに多数あります。
果実は径5mmで球形の液果で、径2~3cmの球形に集まってつき、赤色に熟します。

〔利用〕
茎の皮に粘液を含み、かつてこれを整髪料や製紙用の糊として利用しました。
果実はチョウセンゴミシの代用として薬用にされます。

〔栽培〕
増殖は挿木、取木によります。
実生も可能ですが、種から育てると雄株と雌株が出てしまいます。
東北地方南部以南であれば露地栽培可能です。
日向~半日陰で水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
地植えの場合、適した場所に植えれば施肥も必要なく容易によく育ちます。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
施肥は鉢植えの場合は春と秋に緩効性化成肥料を施しますが、チッ素分が多い肥料では葉ばかり茂って花つきが悪くなります。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
整髪料として使われたことが別名の由来です。
名前 サネカズラ (実葛、真葛) 、ビナンカズラ (美男葛) 、ビジョカズラ (美女葛) 、ビンツケカズラ
kadsura vine、kadsura
花咲く季節 ? 8月
実のなる季節 ? 10月、11月
分布または原産地 ? 日本(本州:関東以西、四国、九州、琉球)、済州島、台湾
生活型 ? つる性木本
常緑・落葉 ? 常緑
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
植え付け(または播種)季節 ? 4月、5月
形状 ? つる
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 全縁、鋸歯
花のつき方 ? 単生
花弁の数 ? 8;17
花の色 ? 黄白
花径 ? 15mm
実の色 ?
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 挿木
日照条件 ? 日向、半日陰
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
用途適性 ? 盆栽、鉢植、公園・庭園、壁面緑化、ベランダ
有用 ? 薬用、その他クラフト
日本花き取引コード ? 22683
検索サイトの検索キー ? サネカズラ