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植物図鑑

アイグロマツ

マツ属 アイグロマツ
学名: Pinus × densithunbergii

〔基本情報〕クロマツとアカマツの自然交雑種で、両者の中間的な形態をしています。両者が混成している地域で、見つかります。
常緑針葉高木です。
樹皮は成長すると亀甲状に割れます。
葉は長さ10cm前後の針形で、2本ずつ束生し、断面は半円状です。
雄花・雌花ともに新しい枝の先端につきます。雄花は枝の根元の方に多数つき、雌花は枝の先端につき、赤紫色の小さな松かさ形です。
球果(松ぼっくり)は翌年の秋に熟します。種子には翼があります。

〔栽培〕増殖は実生、取木、接木によります。
日当たりと排水のよい場所を好みます。また、根に酸素を好む共生菌がいるので、空気を含む土壌が必要です。
成木では移植を嫌います。
マツノザイセンチュウによる被害に注意が必要です。

〔備考〕クロマツに近いものをアイグロマツ、アカマツに近いものをアイアカマツ、まったくの中間型をアイノコマツと呼ぶ場合があります。

名前
アイグロマツ(間黒松)、アカクロマツ(赤黒松)、アイアカマツ(間赤松)、アイノコマツ(間子松)、アイグロマツ(間黒松)
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
針状葉
葉の生え方
束生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、取木、接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、公園・庭園、街路樹、苔玉
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、マツノマダラカミキリ、マツノザイセンチュウ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19214
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