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植物図鑑

ノキシノブ

ノキシノブ属 ノキシノブ
学名: Lepisorus thunbergianus

〔基本情報〕
樹上や岩上に着生し、人家の石垣や庭木などでも見られる常緑シダ。
黒褐色の鱗片に覆われた径2~3mmの根茎が横に這います。
葉は根茎から出て、長さ12~30cm、幅0.5~1.5cmの線形、やや肉厚で革質です。
葉の表面は濃い緑色で、中肋(主脈)は両面でやや隆起して、葉脈は見えません。
葉の縁は全縁です。
葉と区別がつきにくい長さ1~3cmほどの葉柄があります。
葉は乾燥が続くと縁が裏側に巻いて縮れますが、水を含むと元に戻ります。
胞子嚢群は黄褐色の円形で、葉の上半分につき、中肋(主脈)と葉の縁の中間に1列ずつ並びます。

〔来歴〕
葉には獅子葉など変化が多く出るため伝統園芸植物として江戸時代~明治時代に栽培ブームがありました。

〔利用〕
全草を薬用とします。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日向~半日陰で空中湿度が高い環境を好みます。

名前
ノキシノブ(軒忍)、ヤツメラン(八目蘭)
生活型
シダ
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道南部~琉球)、朝鮮南部、中国、台湾、インドシナ、フィリピン
形状
草丈・樹高
葉の形
線形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要、水苔、不要
土壌酸度
耐候性
用途適性
壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
葉には獅子葉など変化が多く出るため伝統園芸植物として江戸時代~明治時代に栽培ブームがありました。
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22973
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