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植物図鑑

クサソテツ

クサソテツ属 クサソテツ
学名: Matteuccia struthiopteris

〔基本情報〕
山地の草原や湿った場所でみられ、しばしば群生する夏緑性シダ。
根茎は直立茎と匍匐茎ならなり、直立茎は径2~9cmの塊状で、葉を叢生します。
葉には栄養葉と胞子葉があります。

栄養葉の葉柄は長さ8~25cmで、わら色、鱗片は披針形で黒色~黒褐色です。
栄養葉は長さ50~150cm、幅15~60cmになる倒卵形~倒卵状披針形の羽状葉です。
羽片は数多くあり、羽状に深く裂け、下部の羽片はしだいに小さくなります。

胞子葉の葉柄は長さ12~30cmです。
胞子葉は長さ15~35cm、幅3~7cmになる狭倒披針形の羽状葉です。
羽片は数多くあり、浅く羽状に裂け、裏側に巻いて胞子嚢群を包みます。
胞子嚢群は羽軸の両側に2~3列に並びます。

〔利用〕
春の新芽をコゴミの名で山菜として利用します。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日向~半日陰で、水もちがよく肥沃な土壌を好みます。
乾燥を嫌います。
夏に晴天が続いて乾燥するようなら水やりをします。

名前
クサソテツ(草蘇鉄)、ガンソク(雁足)、コゴミ、ostrich fern、fiddlehead fern、shuttlecock fern
生活型
シダ
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、10月、11月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、東アジア、ヨーロッパ、北アメリカ東部
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
栄養葉と胞子葉があります。
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐湿性
用途適性
グラウンドカバー、切花、公園・庭園、水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
葉、茎
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19054
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