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シマオオタニワタリ

チャセンシダ科 チャセンシダ属

Asplenium nidus

〔基本情報〕樹上に着生する常緑性のシダ植物。
短い塊状の根茎があり、多くの葉を放射状に出します。
葉は単葉で、長さ1m以上、幅12~30cmになる剣状の披針形です。
葉先はとがります。
葉の裏側の中肋(主脈)は扁平です。
胞子嚢群は葉の裏の側脈に沿って線状に並び、ふつう主脈から葉の縁までの幅の半分以下です。
葉柄は長さ2~5cmで茶色く、基部には長さ2cm、幅3mmの鱗片が多数つきます。
鱗片は披針形~線形で褐色、縁は波打ち、毛状突起があります。
カップ状の草姿となり、自生地ではこの中に落ち葉などがたまり、そこに他の植物が着生します。

〔栽培〕増殖は胞子か株分けによりますが、一般家庭では難しいです。
腐植質で水はけのよい土を好みます。
水はけが悪いと根腐れをおこします。
ヘゴ板などにつけてもよいです。
明るい日陰を好み、直射日光は避けるようにします。
耐陰性はありますが、弱光下が長く続くと間延びするため、冬期は室内でガラス越しの光があたるところに置きます。
耐寒性が弱いので冬期は5~7度以上を保てる室内で管理します。
水やりは春から秋は土の表面が乾いたら株全体にかかるように与えます。
冬は乾かし気味にしますが、新芽の出る中心部をメインに霧吹きで葉水を与えます。
施肥は春から秋の生育期に2か月に1度、緩効性化成肥料を与えるか、2週間に1度、液肥を与えます。
下葉が枯れてきたら早めに取り除くようにします。
病虫害として炭そ病、軟腐病、カイガラムシ、ハダニ、ナメクジ、カタツムリなどがあります。

〔備考〕オオタニワタリは胞子嚢群が主脈から葉の縁までの幅の三分の二以上にのびる点で区別されます。
リュウキュウトリノスシダは葉の裏側の中肋は著しく隆起する点で区別されます。
名前 シマオオタニワタリ (島大谷渡)
bird's nest fern、nest fern
分布または原産地 ? 日本(屋久島・種子島以南の琉球、小笠原の北硫黄島)、旧世界熱帯
指定植物 ? NT:準絶滅危惧
生活型 ? シダ
常緑・落葉 ? 常緑
生活様式 ? 着生
良く似た植物 ? オオタニワタリ、リュウキュウトリノスシダ
植え付け(または播種)季節 ? 5月、6月、7月、8月
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 株分け
日照条件 ? 半日陰
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 不要
耐候性 ? 耐暑性、非耐寒性
用途適性 ? 鉢植、壁面緑化
病害 ? 炭そ病、軟腐病
虫害 ? カイガラムシ、ハダニ、ナメクジ、カタツムリ
日本花き取引コード ? 54893
検索サイトの検索キー ? シマオオタニワタリ

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