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植物図鑑

ワラビ

ワラビ属 ワラビ
学名: Pteridium aquilinum subsp. japonicum

〔基本情報〕
日当たりのよい草地や山火事跡などでみられ、高さ1mになる夏緑性のシダ。
しばしば群生し、牧草地では家畜が食べないため、優先する群落となることが多いです。
根茎は褐色の毛に覆われ、長く横に這います。
葉は大きなものでは長さ・幅とも1mになる三角状卵形の3回羽状複葉で、黄緑色、質がややかたいです。
最も下の1対の羽片が特に大きくなります。
羽片は深く裂け、小羽片は長楕円形で先は切れ込まず全縁です。
胞子嚢群は羽片の縁に沿って長くのび、葉の縁が反り返って偽包膜となり胞子嚢を覆います。
若い芽はこぶし状に丸まっています。

〔来歴〕
『万葉集』に登場します。

〔利用〕
春の若芽を山菜として食用にしますが、十分にアク抜きをする必要があります。
薬用として利用されます。
根茎から取れるデンプンを「わらび粉」として食用や糊として利用しますが、精製に非常に手間がかかるため、現在流通するわらび餅の多くはわらび粉以外のデンプンを使用しています。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日当たりと水はけのよい肥沃な酸性土壌を好みます。
環境が合えば放任でもよく育ち、根茎をよくのばして広がるため、増殖しすぎないようにするには地下に枠をつくる方がよいです。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は早春と若芽の収穫後に有機質の肥料を施します。
病虫害は特にありません。

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名前
ワラビ(蕨)、common bracken、eagle fern、hog brake
生活型
シダ
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
12月、1月、2月、3月、4月
分布または原産地
日本(小笠原を除く全国)、アジアの温帯~暖帯(南限は台湾)、ヨーロッパ温帯、北アメリカ温帯
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
酸性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、公園・庭園、法面緑化
有用
薬用、食用、その他クラフト
日本花き取引コード
22998
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