植物図鑑
ウラジロ
ウラジロ属
ウラジロ
学名:
Diplopterygium glaucum
〔基本情報〕
暖地の林縁や原野など日当たりがよく乾いた場所でみられ、大きな群落をつくることが多い常緑シダ。
日本では高さ2mほどですが、熱帯では数mにものびます。
根茎は径1cmあり、かたい針金状で、地中を長く這います。
根茎には披針形で黒褐色~茶褐色の鱗片がやや密につきます。
葉柄は長さ30~100cmで直立して、かたく、平滑です。
葉柄の先に1対の羽片がつき、翌年以降は羽片の間から葉柄が伸びて先に1対の羽片がつくということを繰り返し、熱帯ではほぼ無現にのびていきますが、日本では羽片は1~3対で終わることがほとんどです。
羽片は長さ50~100cm、幅20~30cmの披針形~長楕円状披針形で、2回羽状となります。
小羽片は長さ10~20cm、幅0.8~3cmの線形で無柄、羽状に深く裂け、裂片は先がまるい線形となります。
小羽片と裂片は軸に対してほぼ直角に交わります。
羽片の表面には光沢があり、裏面はろう質で白色となって星状毛がはえます。
胞子嚢群は中肋と縁の中間に1列に並び、3~4個の胞子嚢からなり、苞膜はありません。
〔利用〕
葉が鏡餅やしめ縄など正月のお飾りに使われるほか、食材や料理の下に敷く掻敷にも用いられます。
全草を薬用とします。
葉柄はかごなどを編む材料になります。
〔栽培〕
大株での移植を嫌います。
名前
ウラジロ(裏白)
生活型
シダ
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:新潟県・山形県以南、四国、九州、琉球)、アジアの亜熱帯~熱帯
形状
草丈・樹高
2000mm
葉の形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
切花、公園・庭園、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、生け花、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
年中行事 元旦
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19068
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