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植物図鑑

リュウビンタイ

リュウビンタイ属 リュウビンタイ
学名: Angiopteris lygodiifolia

〔基本情報〕
湿った深い林内にはえ高さ3mほどになる常緑性シダ。
根茎は塊状で直立し、葉が落ちた後の托葉が多数残るため径30cmにもなり、葉を叢生します。
葉柄は太く、多肉質で緑色です。
葉は2回羽状複葉となり、羽片は長さ30~70cm、幅10~20cm、小羽片は15~25対あり、長さ5~15cm、幅1~2cmで縁は浅い鋸歯となり、縁の湾入部から中肋に向かって縁との中間まで下行する偽脈があります。
胞子嚢群は脈端から1mmほど離れた場所につきます。

〔利用〕
根茎を薬用とします。

〔栽培〕
増殖は鱗片挿と胞子によります。
半日陰で水はけと水もちのよい土壌を好みます。
水苔単体での栽培も可能です。
夏の強い日差しにあたると葉焼けを起こすことがあります。
冬越しには5℃以上を保つようにし、鉢植えは冬は室内の明るい場所に置き、エアコンの風を避けるようにします。
水やりは水切れに注意し、春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
空中湿度が高い環境を好むので、霧吹きで葉水を与えるようにします。
肥料は特に必要ありません。
病虫害としてはナメクジ、ハダニ、カイガラムシがあります。
過湿になりすぎるとカビが発生することがあるので注意が必要です。

名前
リュウビンタイ、龍鱗、ウロコシダ
生活型
シダ
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ホソバリュウビンタイ
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(伊豆諸島、伊豆半島、東海地方、紀伊半島南部、四国南部、九州南部以南)、台湾
形状
草丈・樹高
3000mm
葉の形
特殊
葉の生え方
根生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要、水苔
土壌酸度
耐候性
耐陰性、非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ナメクジ、ハダニ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22943
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