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植物図鑑

大葉類
被子植物
キンポウゲ目
ケシ科
Sanguinaria属
サングイナリア カナデンシス

サングイナリア カナデンシス

Sanguinaria属 サングイナリア カナデンシス
学名: Sanguinaria canadensis

〔基本情報〕
原産地では湿潤な森林地帯に分布し、小川沿いなどでみられ、群生していることが多い高さ15~20cmの多年草。
枝分かれする太い根茎をもちます。
傷つけると赤い汁が出ます。
茎はなく、1つの芽から1枚の葉と1本の花茎が出ます。
葉は1枚が根生し、花茎を包んで現れ、心形~腎臓形で浅く5~7裂し、白粉を帯びて表面は青灰色~灰緑色、裏面は白みが強いです。
葉は花が咲くと展開し、開花後に長さ15~20cmまで大きくなり、夏には地上部が枯れて休眠します。
花茎の先に1個の花がつき、花は白色で径5cm、8~10枚の花弁があり、陽が当たると開き、低温時や夜は閉じます。
黄色の雄しべが多数あります。
ピンク色の花が咲くものもあります。
果実は蒴果です。

〔利用〕
赤い汁は有毒ですが、アメリカ先住民が染料、駆虫剤、薬用などに利用していました。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
芽出しから花の時期には日当たりがよく、葉が伸び出してからは明るい日陰になるような場所で管理します。
地植えの場合は落葉樹の下がよいです。
水はけがよく、やや湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
水やりは鉢植えの場合は生育期には水切れしないよう、土の表面が乾いたら水を与え、休眠後は乾燥しすぎない程度に与えます。
地植えの場合は極端に乾燥しないかぎり必要ありません。
施肥は芽出しから地上部が枯れるまで、薄めた液肥か緩効性化成肥料を施します。
病虫害は特にありません。

名前
サングイナリア カナデンシス、カナダゲシ、カナダケシ、ブラッドルート、bloodroot
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
8月、9月、10月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ東部
形状
草丈・樹高
150〜200mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
8、10
花の色
花径
50
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
3a〜8b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
87618
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