植物図鑑
レモンマリゴールド
コウオウソウ属(マンジュギク属)
レモンマリゴールド
学名:
Tagetes lemmonii
〔基本情報〕
高さ1.8mときに2.4mにもなる常緑多年草または低木。
葉にレモンやミントを混ぜたような刺激的な強い香りがあり、原産地ではシカが嫌うため食べ残されるとのことです。
よく枝分かれして茂ります。
葉は互生し、長さ12cmまで、羽状に深く裂け、裂片は3~7個あって披針形となり、縁には鋸歯があります。
茎先に径2.5~3.5cmで濃い黄色の頭花が平らな集散状に集まってつきます。
頭花は周辺部につく3~8個の舌状花と中心に12~30個集まる筒状花からなります。
果実は痩果です。
〔利用〕
根からの分泌物がネマトーダやナメクジの忌避に有効であることから、野菜を育てる際のコンパニオンプランツとして利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生、挿芽によります。
-5℃程度までは耐えるので、霜が降りない地域であれば戸外越冬可能です。
それ以外の地域では1/3くらいの高さまで切り戻して敷きワラをするなど防寒を施します。
日当たりと水はけがよければ土質を選ばずによく育ちます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
肥料が多いと葉ばかり茂って花が咲きにくくなるので、よほど痩せ地でないかぎりは施肥は元肥のみで十分です。
草丈が高くなりやすいので初夏に1/2~1/3程度の高さまで切り戻すと倒れにくくなり、枝数も増えて多くの花が咲きます。
病虫害としてはハダニがあります。
〔備考〕
「レモン」は発見者であるLemmon夫妻に由来するものです。
名前
レモンマリゴールド、Lemmon's marigold、Mexican marigold、mountain marigold、Copper Canyon daisy、perennial marigold
生活型
多年草、低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アメリカ合衆国南部(アリゾナ州)~メキシコ北西部
形状
草丈・樹高
2400mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
8a〜11b
病害
虫害
ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
41158
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