植物図鑑
ミヤマホタルカズラ
ミヤマホタルカズラ属
ミヤマホタルカズラ
学名:
Glandora diffusa
〔基本情報〕
原産地では海沿いの低木林や林縁でみられる高さ15~30cmになる常緑低木。
全体に剛毛がはえます。
よく枝分かれしながらマット状に広がり、株幅60cmほどになります。
葉は密に互生する単葉で、長さ1~2.5cm、幅0.6cmほどの線状披針形となり、無柄、表面は濃い緑色です。
葉の縁は全縁で裏側に巻きます。
茎先の小さな集散花序に径1.5cmの花が咲きます。
花冠は漏斗状で5裂し、濃い青色にやや濃い赤紫色の筋がはいりますが、青一色の花や白色の花が咲くものもあります。
果実は分果です。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
風通しがよく、水はけのよい土壌を好み、過湿を嫌います。
冷涼な地域では日当たりのよい場所を好みますが、暖地では日中の暑い時間帯に半日陰になるような場所を好みます。
株元が過湿になるのを防ぐため、レイズドベッドとしたり盛り土をして植え付けます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は晴天が続いて乾燥しない限り降雨にまかせます。
施肥は控えめでよく、地植えでは元肥を施せば特に必要なく、鉢植えの場合は春~秋に様子を見ながら少量施します。
病虫害は特にありません。
名前
ミヤマホタルカズラ(深山蛍葛)、セイヨウホタルカズラ(西洋蛍葛)、ホタルカズラ(蛍葛)、purple gromwell
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海沿岸地域
形状
匍匐
草丈・樹高
150〜300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
青、紫、白
花径
15
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
6a〜8b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
26082
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