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植物図鑑

ヘンナ

シコウカ属 ヘンナ
学名: Lawsonia inermis

〔基本情報〕
高さ・株幅とも3~6mになる常緑低木または小高木。
原産地では海岸沿いの乾燥した低木地帯でみられます。
密に枝分かれし、小枝の先は刺となります。
葉は対生する単葉で、長さ5cm、幅2.5cmの楕円形~披針形となり、葉先はとがり、葉の縁は全縁です。
気温が十分にあれば周年開花します。
枝先に円錐状の総状花序を出し、白または濃いピンク色の小さな4弁花を多数咲かせ、花には芳香があります。
果実は蒴果です。

〔利用〕
粉末にした葉から染料を作り、古代エジプトやインドなどで古くから皮膚や髪、爪などを染めるのに使用されてきました。
薬用にも用いられます。
花は香油の原料になります。

〔栽培〕
増殖は実生、挿木によります。
冬越しには12℃以上を保つようにします。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
水やりは過湿にならないよう注意し、土が乾いてからたっぷりと与えます。
施肥は控えめでよく、様子を見ながら少量を施すようにします。
病虫害は特にありません。

名前
ヘンナ、ヘナ、シコウカ(指甲花)、ツマクレナイノキ(爪紅木)、エジプトイボタノキ、henna、henna tree、mignonette tree、Egyptian privet
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アフリカ、中東、アジア南部
形状
分枝
草丈・樹高
3000〜6000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
4
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐乾性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
10a〜12b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
114575
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