植物図鑑
パッシフロラ キトリナ
トケイソウ属
パッシフロラ キトリナ
学名:
Passiflora citrina
〔基本情報〕
常緑つる性木本。
つるは5~6mまで伸び、木質化します。
茎や葉に淡い褐色~白色の細かい毛がはえます。
葉は互生する単葉で、矢羽状に切れ込み、葉の縁は全縁です。
葉の根元には巻きひげがあり、これで他のものに絡みつきます。
葉腋から出る総状花序に径3.5~5.5cmほどの花がつきます。
花は萼片・花弁とも5個ずつあり黄色く同じ形で同じ大きさのため10弁花に見えます。
花の内側には黄色の副花冠があり、放射状に広がる5個の雄しべと、3個の柱頭が花の外に突き出します。
果実は液果です。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
冬越しには5℃以上を保つようにし、冬は室内の明るい場所に取り込みます。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
水やりは過湿に注意し、春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
開花期間中は水切れを起こすとつぼみや花が落ちることがあります。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を1~2か月に1回与えます。
生育期間中はつるがよく伸びるので、絡まないように、1~2週間に1回、誘引や伸びすぎた枝の整理を行うとよいです。
病虫害としては苗立枯病、アブラムシ、カイガラムシなどがあります。
名前
パッシフロラ キトリナ、パッシフロラ シトリナ、キバナトケイソウ(黄花時計草)
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
中央アメリカ(グアテマラ東部~ホンジュラス中部)
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
黄
花径
35〜55
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
苗立枯病
虫害
アブラムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
51039
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事