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植物図鑑

セイシボク

シマシラキ属 セイシボク
学名: Excoecaria cochinchinensis

〔基本情報〕
高さ1~2mになる常緑低木。
茎や葉を傷つけると白色の乳液が出ます。
よく枝分かれします。
葉はふつう対生する単葉で、長さ6~14cm、幅2~4cmの狭長楕円形~長楕円形で、質が薄い紙質、表面は濃い緑色で光沢があり、裏面は鮮やかな紫紅色~濃いえび茶色となります。
葉の縁にはめだたない低く鈍い鋸歯があります。
雌雄異株です。
葉腋や枝先から総状花序を出し、雄花序は長さ1~2cm、雌花序は雄花序より短く3~5個の花がつきます。
花は小さく目立ちません。
果実は蒴果です。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
挿木は切り口をすぐ水で洗うか水につけるなどして白色の乳液を洗い流し、切り口を乾かしてから挿します。
乳液は有毒で皮膚につくとかぶれるので、手袋を着用して作業します。
また目や口にも入らないよう注意します。
冬越しには12℃以上を保つようにします。
明るい日陰で水はけのよい土壌を好みます。
水やりは水切れしないよう注意し、春~秋は土が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かしぎみに管理します。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてはハダニがあります。

〔備考〕
有毒植物で、乳液が皮膚に触れるとかぶれることがあります。

名前
セイシボク(青紫木)、Chinese croton、blindness tree、jungle fire plant
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月、9月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
東南アジア
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21366
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