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植物図鑑

センネンボク

センネンボク属 センネンボク
学名: Cordyline fruticosa

〔基本情報〕
高さ3mほどになる常緑低木。
多肉質の根茎をもちます。
葉は茎先に密に叢生し、長さ25~50cm、幅5~10cmの披針形~狭楕円形で、革質、葉柄があります。
葉の色は緑色から赤色系までさまざまです。
葉腋から長さ30~60cmの円錐花序を出し、小さな6弁花を多数、密につけます。
花色はクリーム色、淡い紅色、淡いラベンダー色などです。
花の基部に3つの苞があります。
子房は3室に分かれ、各室に6~15個の胚珠があります。
果実は赤色の液果です。

〔利用〕
葉の色が鮮やかな園芸品種が多く、観葉植物として利用されます。

〔栽培〕
増殖は挿木、取木、根伏せによります。
冬越しには5℃以上必要で、15度を下回ると生育がとまります。
斑入り葉の品種は、日当たりが悪いと発色が悪くなり、夏の直射日光では葉やけを起こすことがあるので、秋~春は日当たりのよい場所に置き、夏は半日陰に置くとよいです。
春から秋の成長期は水も肥料もきらさないようにします。
水やりは春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
湿度不足になると葉の縁が枯れることがあるので、葉水は一年中与えます。
施肥は春から秋に緩効性化成肥料であれば月1回、液肥であれば週1回与えます。
病虫害としては軟腐病、立枯病、カイガラムシ、アブラムシ、ハダニがあります。

名前
センネンボク(千年木)、Ti plant、cabbage tree、palm lily、cabbage palm、good luck plant
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月、9月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
東南アジア~オーストラリア北部
形状
草丈・樹高
3000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
6
花の色
青、紫、桃、白
花径
花序の長さ
300〜600
実の色
葉の色
赤、緑、複色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
ハイドロカルチャー、鉢植、生垣、切花、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
10a〜12b
病害
軟腐病、立枯病
虫害
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23542
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