植物図鑑
オクラレルカ
アヤメ属
オクラレルカ
学名:
Iris
〔基本情報〕
日当たりのよい水湿地を好む多年草。
根茎をもちます。
葉は2列に互生して直立する剣状で、中脈は目立ちません。
花茎の先に、径10cmほどで青紫色の花をつけます。
花被片は6個あって、外側の3個の花被片は垂れ下がり、基部に黄色の筋があります。
内側の花被片は細く、直立します。
〔利用〕
葉が切り葉として生け花などによく用いられます。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日当たりのよい水辺を好み、田土に植え込むのがよいですが、赤玉土や一般的な培養土でもよいです。
地植えの場合は湿潤な場所に植え、鉢植えの場合は株元まで水に浸かるように容器に沈めて月に1回ほど水替えをします。
寒冷地以外は、冬期は水が凍っても、根株が水中にあれば戸外越冬可能です。
夏の高温期の水温上昇に注意が必要です。
施肥は生育期間中に緩効性化成肥料を株元に埋めます。
病虫害は特にありません。
〔備考〕
名はIris ochroleuca(現在の学名はI. orientalis)に由来するものとされますが、現在流通しているものは本来のIris ochroleuca(白い花に黄色の斑紋)とは異なります。
過去にはIris ochroleucaが流通していた記載もあるといい、途中で異なる植物が導入された際に、名前だけがそのまま使用され定着したものと思われます。
現在ルイジアナアイリスの一種 Iris giganticaeruleaほか、いくつかの種もしくは品種がオクラレルカの名で流通しているようです。
名前
オクラレルカ、オクロレウカ、オクラレウカ、長大アイリス
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月、9月、10月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
紫
花径
100
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐湿性
用途適性
鉢植、花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
生け花
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
35973
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