植物図鑑
チランジア
サルオガセモドキ属
チランジア
学名:
Tillandsia
〔基本情報〕
常緑の多年草で、樹木の幹や岩などに着生するものが多いですが、一部は地生します。
無茎種と有茎種があります。
根はあまり発達せず、まったくないものもあり、葉などから水分や養分を吸収します。
葉はふつうロゼット状に根生しますが、束生、2列生などになるものもあります。
葉は線形、披針形、舌状、ひも状などで、湾曲したりねじれるなど変異に富み、銀白色~茶褐色の鱗片をもつものが多いです。
葉の縁には刺は無く、葉鞘は大きくスプーン状になり、これが重なって偽鱗茎を形成するものが多いです。
穂状または総状花序をつけ、花は3弁花で苞の間から出ます。
苞が赤やピンクなどに色づくものが多いです。
果実は円柱状の蒴果です。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
水苔単体に植えこむか、ヘゴ板などに着生させます。
秋~春はよく日に当て、夏は明るい日陰に移します。
水やりは春~秋は植え込み材が乾いたら株元にかかるように与え、ヘゴ板に着生させている場合は毎日霧吹きで株全体を湿らせます。
冬は乾かし気味に管理します。
空中湿度が高い環境を好むので、冷暖房の風が当たらない場所に置き、霧吹きで水を与えます。
施肥は鉢植えの場合は春から秋の生育期に2か月に1度、緩効性肥料を与えるか、月に1回薄めた液肥を与えます。
病虫害としてはアブラムシ、アザミウマ、カイガラムシ、ハダニがあります。
名前
チランジア、エアープランツ、エアプランツ、airplants
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生、着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アメリカ合衆国南部~南アメリカ、西インド諸島
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)、線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、穂状花序
花弁の数
3
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
水苔、不要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
壁面緑化、ハンギングバスケット、アクアテラリウム
ハーディネスゾーン
病害
アブラムシ、アザミウマ、カイガラムシ、ハダニ
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
10503
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