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植物図鑑

アリゾナイトスギ

イトスギ属 アリゾナイトスギ
学名: Cupressus arizonica

〔基本情報〕
高さ10~25m、幹径50cmほどになる常緑針葉高木。
樹形ははじめ円錐形で、樹齢を経るにつれ広い円柱状になります。
葉は密に十字対生し、灰緑色~灰青緑色の鱗片葉で、幼木では針状葉となります。
雄花と雌花があり、雌花は毬状花序となります。
果実は長さ1.5~3.3cmの球形~卵形の球果で、鱗片が6~8個あり、2年目に熟します。
球果は長い間閉じたままで、山火事などで枝が枯れて初めて開き、種子を出します。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
やや寒さに弱いため関東以南が露地栽培向きで、冬の寒風は避けるようにします。
また多雪地も枝折れするので向きません。
日当たりと水はけがよく肥沃な土を好みます。
根が浅く、強風にあたると倒れるので、強い風は避けるようにします。
成木での移植を嫌います。
葉は水切れすると枯れあがりますが、多湿になると木の中が蒸れて病虫害が発生しやすくなります。
水やりは地植えでは夏に晴天が続いて乾燥する場合を除いて降雨にまかせます。
施肥は寒肥として有機質の肥料を株の周りに施します。
自然樹形を楽しむため、剪定は特に必要ありませんが、木の内側が蒸れないようにするため、枝抜きや葉先を摘む作業を春に行ってもよいです。
病虫害としてはすす病があります。

名前
アリゾナイトスギ、Arizona cypress
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
2月、3月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アメリカ合衆国南西部~メキシコ
形状
直立
草丈・樹高
10000〜25000mm
葉の形
鱗状葉、針状葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
毬状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、生垣、切花、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
すす病
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
44355
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