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植物図鑑

フウリンブッソウゲ

フヨウ属 フウリンブッソウゲ
学名: Hibiscus schizopetalus

〔基本情報〕
高さ2~3mになる常緑低木。
枝先がアーチ状に垂れます。
葉は互生する単葉で、長さ12cm程度の楕円形~卵状楕円形となり、葉の縁には鋸歯があります。
熱帯では一年中開花します。
花は葉腋に単生して長い花柄で垂れ下がり、径7~10cmの5弁花となり、花弁がフリルのように細かく裂けて反り返ります。
花色はふつう赤橙色で、淡い色の絞り模様がはいります。
雄蕊筒は細長く垂れ下がります。
萼は筒状で、裂片はごく短いです。

〔栽培〕
増殖は挿木によります。
九州南部や沖縄県では露地栽培が可能です。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
夏の暑さで株が弱りがちなので、真夏は半日陰の風通しがよい場所へ移して涼しく過ごさせます。
冬は霜が降りる前に室内の日が当たる暖かい場所に取りこみます。
水やりは鉢植えの場合は、春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、冬は乾かし気味に管理します。
特に開花期は水ぎれを起こすと花が落ちます。
地植えで根づいた株では、晴天が続いて乾燥しない限り降雨にまかせます。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を与えますが、チッソが多いと葉ばかり茂って花がつかなくなるので、リン酸・カリが多めのものを与えます。
株が若いうちは水切れや肥料切れをおこさないようにします。
鉢植えの場合、コンパクトな樹形を維持するため、秋にすべての枝を2~3枚の葉が残る程度まで切り戻します。
咲き終わった花はこまめに花がらを摘むようにします。
病虫害としてはアブラムシ、ハダニ、ハマキムシ、カイガラムシなどがあります。

名前
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)、fringed rosemallow、Japanese lantern、coral hibiscus、spider hibiscus、fringed hibiscus
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アフリカ東部の熱帯地域(ケニア、タンザニア、モザンビーク)
形状
分枝
草丈・樹高
2000〜3000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
赤、橙
花径
70〜100
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
10a〜11b
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ、ハマキムシ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
54446
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