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植物図鑑

ヘビウリ

カラスウリ属 ヘビウリ
学名: Trichosanthes anguina

〔基本情報〕
つる性一年草。
つるは3~5mほどにのび、稜があります。
巻きひげで他のものに絡みます。
葉は互生し、卵心形~腎心形で、ふつう5裂(または3~7裂)します。
雌雄同株で、雄花は葉腋から出る総状花序につき、雌花は葉腋に単生します。
花は白色で、花冠はふつう5裂して、縁がレース状に裂けて広がります。
果実は非常に細長く、長さ30~200cm、径3~4cmになる曲がりくねった円筒形の液果で、縦に筋模様がある白緑色で、熟すとオレンジ色~赤色になります。

〔来歴〕
インド原産とされ、日本には明治時代末に渡来しました。

〔利用〕
若い果実は食用になります。
また、新芽やつる、葉も野菜として利用されます。
葉や根、種子は薬用にされます。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと風通し、水はけがよく肥沃な土壌を好みます。
長い果実が実るので、ヘチマやヒョウタンのように棚づくりにするとよいです。
水やりは過湿にならないよう注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
生育旺盛で、強健、育てやすいです。

名前
ヘビウリ(蛇瓜)、ナガミカラスウリ(長実烏瓜)、スネークゴード、ゴーダビーン、snake gourd、serpent gourd
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
8月、9月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生、総状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
赤、橙
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
公園・庭園、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
実、葉、茎
毒性
有用
薬用、食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23510
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