植物図鑑
ジャカランダ
キリモドキ属
ジャカランダ
学名:
Jacaranda mimosifolia
〔基本情報〕
高さ15mになる落葉高木。
樹皮は灰褐色で若いうちは滑らかです。
枝は波打つようにのびます。
葉は対生し、長さ45cmにもなる2回奇数羽状複葉で、10~20対の羽片をつけ、各羽片は14~24対の小葉からなります。
小葉は長さ1cmほどの楕円形~ひし形で全縁、毛がはえます。
原産地では葉の展開前に開花しますが、日本では葉が出てから開花することがほとんどです。
長さ30cmほどの円錐花序を出し、淡い青紫色の花を木を覆うほど多く咲かせます。
花冠は長さ5cmでやや湾曲した漏斗形となり、先は2唇状に5裂します。
雄しべは4個で2個ずつ対になり、棍棒状の仮雄蕊が1個あります。
果実は径5~6cmのほぼ円形となる木質の蒴果で、扁平で膜質の翼をもつ種子が含まれます。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
霜が降りない地域であれば戸外越冬可能です。
寒冷地では鉢植えにし、冬は室内の日当たりのよい場所に取り込みます。
特に若木のうちは霜にあたらないように注意します。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
水やりは鉢植えでは春から秋の生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、落葉中は乾燥気味に管理します。
地植えの場合は夏に晴天が続いて乾燥しないかぎり降雨にまかせます。
施肥は春から秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害は特にありませんが、室内ではアブラムシやカイガラムシ、オンシツコナジラミが出ることがあります。
名前
ジャカランダ、シウンボク(紫雲木)、キリモドキ(桐擬)、jacaranda、blue jacaranda、fern tree、black poui
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、9月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アルゼンチン、ボリビア
形状
直立
草丈・樹高
15000mm
葉の形
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
300
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園、街路樹
ハーディネスゾーン
10a〜11b
病害
虫害
アブラムシ、カイガラムシ、オンシツコナジラミ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
59967
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