植物図鑑
エクメア チャンティニー
サンゴアナナス属
エクメア チャンティニー
学名:
Aechmea chantinii
〔基本情報〕
樹木の上に着生する多年草。
葉はロゼット状に16枚ほど出て、線形となり、質がかたく、縁に細かい刺があります。
葉には粉白色の横縞模様がはいります。
葉の基部は葉が重なり合って筒状になり、原産地ではここに水をため、葉からも養分と水分を吸収して生育しています。
花茎は直立して、10~15個の小花序からなる複穂状花序を出します。
花は小さく、黄色い3弁花です。
萼は橙黄色、苞は披針形で赤橙色となります。
一度花が咲いた株は子株を出して枯れます。
果実は液果です。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
一度花が咲いた株は子株を出したあと枯れるので子株を更新していきます。
水苔に植えつけます。
冬越しには10~12℃があると無難です。
春~秋までは風通しがよい明るい日陰に置き、冬は日の当たる窓際などに置きます。
夏の直射日光に当たると葉やけを起こします。
水やりは春~秋は筒状になった葉の間に水をため、水やりの度にその水が入れ替わるようにたっぷり注ぎます。
気温が下がり始めたら株を逆さにして水をあけ、冬は土にだけ水を与えるようにします。
空中湿度が高い環境を好むので年間を通じて霧吹きで葉水を与えます。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を2~3か月に1回施します。
花後に花序の色があせてきたら、子株に栄養が行くよう、花茎を切り取ります。
病虫害としてはカイガラムシ、ハダニがあります。
名前
エクメア チャンティニー、Amazonian zebra plant
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ブラジル、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー
形状
草丈・樹高
500〜600mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
刺状
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
複色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
水苔
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20482
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