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植物図鑑

ウラベニサンゴアナナス

サンゴアナナス属 ウラベニサンゴアナナス
学名: Aechmea fulgens var. discolor

〔基本情報〕
岩や樹木の上に着生する多年草。
葉はロゼット状に出て、長さ35~45cm、幅6~7cmの線形となり、縁に細かい刺があります。
葉の裏面は赤紫~赤褐色を帯びて、著しく粉白を帯びます。
葉の基部は葉が重なり合って筒状になり、原産地ではここに水をため、葉からも養分と水分を吸収して生育しています。
花茎は直立して、長さ20cmの円錐花序を出し、80~100個の花をつけます。
花は小さく、青紫色の3弁花ですが、短命で、珊瑚玉のような赤橙色の萼が長く残ってめだちます。
一度花が咲いた株は子株を出して枯れます。
果実は液果です。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
一度花が咲いた株は子株を出したあと枯れるので子株を更新していきます。
水苔に植えつけます。
冬越しには10~12℃があると無難です。
春~秋までは風通しがよい明るい日陰に置き、冬は日の当たる窓際などに置きます。
夏の直射日光に当たると葉やけを起こします。
水やりは春~秋は筒状になった葉の間に水をため、水やりの度にその水が入れ替わるようにたっぷり注ぎます。
気温が下がり始めたら株を逆さにして水をあけ、冬は土にだけ水を与えるようにします。
空中湿度が高い環境を好むので年間を通じて霧吹きで葉水を与えます。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を2~3か月に1回施します。
花後に花序の色があせてきたら、子株に栄養が行くよう、花茎を切り取ります。
病虫害としてはカイガラムシ、ハダニがあります。

名前
ウラベニサンゴアナナス
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ブラジル
形状
草丈・樹高
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
刺状
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
赤、青、紫
花径
花序の長さ
200
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
水苔
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20487
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