植物図鑑
アザレア
ツツジ属
アザレア
学名:
Rhododendron
〔基本情報〕
室内鑑賞向けに改良された園芸品種群。
常緑低木です。
よく枝分かれします。
葉は互生する単葉で、濃い緑色、葉の質が厚いです。
花は大輪の八重咲となるものが多く、花の色は紅、紫、ピンク、白、複色など多彩です。
〔来歴〕
1800年代初頭からベルギーを中心としたヨーロッパで改良がすすめられ、タイワンヤマツツジをはじめ、日本や中国のツツジを用いた交配がおこなわれました。
日本には明治初年に導入されました。
〔栽培〕
増殖は挿木によります。
日当たりと水はけ、風通しのよい場所を好みます。
乾燥する場所は避けるかマルチングなどをして株元の乾燥を防ぎます。
夏の直射日光にあたると葉焼けをおこすことがあるため、鉢植えの場合は夏は西日や直射日光が当たらない半日陰、冬は室内の日当たりがよく暖房の風が当たらない場所に置くのがよく、地植えでは落葉樹の陰になるような場所がよいです。
水やりは鉢植えの場合、秋~春は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、真夏は気温が低い朝と夕方の2回葉にもかかるように与えます。
地植えの場合は夏以外は降雨にまかせますが、夏は気温が低い朝もしくは夕方に葉にもかかるように与え、冬は乾燥が続くようであれば暖かい日の午前中に水やりをします。
施肥は寒肥、花後のお礼肥、秋の計3回、有機質の肥料か3成分等量の緩効性化成肥料を株の周りに施します。
剪定する場合は、開花後なるべく早く、初夏までにおこないます。
花がらはこまめに摘みます。
病虫害としてはハダニ、グンバイムシ、ハマキムシ、ベニモンアオリンガなどがあります。
名前
アザレア、ベルジアン アザレア、オランダツツジ、西洋ツツジ
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
分枝
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
赤、橙、紫、桃、白、複色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ、グンバイムシ、ハマキムシ、ベニモンアオリンガ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21181
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