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植物図鑑

キバナセツブンソウ

セツブンソウ属 キバナセツブンソウ
学名: Eranthis hyemalis

〔基本情報〕
原産地では森林の石灰岩土壌の砂礫地でみられる高さ10~15cmの多年草。
地下に塊茎をもちます。
葉は根出し、3全裂して、裂片がさらに裂けます。
根出葉には長い葉柄があります。
根出葉は秋に出て、翌年の初夏に地上部が枯れる、いわゆる春植物(スプリング エフェメラル spring ephemeral)のひとつです。
茎先に花を単生させます。
花の基部には、無柄で掌状に裂ける苞葉が2個輪生します。
花は径2~3cmで上向きに開き、黄色く花びらのように見える楕円形の萼を6枚つけます。
花弁は小さく、蜜腺状に変化して、雄しべを環状に囲んでいます。
雄しべは多数あり、葯は黄色です。
果実は袋果です。

〔栽培〕
増殖は実生、分球によります。
実生の場合は取り播きとします。
こぼれダネでもよくふえます。
塊茎は、植える前に一晩水に浸します。
日当たり~半日陰で水はけがよい肥沃な土壌を好みます。
高温や乾燥に弱いので、株元に直射日光が当たらないようにします。
鉢植えの場合は初夏の葉の枯れるころから日陰の涼しい場所に移動し、それ以外は日向に置くようにします。
地植えの場合は落葉樹の下が適します。
水やりは鉢植えの場合は生育期には水切れしないよう、土の表面が乾いたら水を与えます。
休眠中も完全に乾かない程度に与えます。
地植えの場合は極端に乾燥しないかぎり降雨にまかせます。
施肥は春と秋に月に1回の置き肥か週に1回の液体肥料を施します。
病虫害は特にありません。

名前
キバナセツブンソウ(黄花節分草)、オオキバナセツブンソウ(大黄花節分草)、ヨウシュセツブンソウ(洋種節分草)、winter aconite
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月、11月
花咲く季節
2月、3月、4月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
フランス~バルカン半島
形状
草丈・樹高
100〜150mm
葉の形
分裂葉
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
花径
20〜30
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
球根、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、球根
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
3a〜7b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
45430
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