植物図鑑
ヨウラクツツアナナス
ツツアナナス属
ヨウラクツツアナナス
学名:
Billbergia nutans
〔基本情報〕
樹木の上に着生する多年草。
葉はロゼット状に12~15枚出て、長さ30~45cm、幅1~1.3cmの線形となり、縁に細かい鋸歯があります。
葉の裏面には白粉状の鱗片が密にあります。
葉の基部は葉が重なり合って短い筒状になり、原産地ではここに水をため、葉からも養分と水分を吸収して生育しています。
花茎は弓なりにのび、総状花序を出し、10~15個の花が垂れ下がります。
花は緑色の3弁花で、花弁は黄緑色に青紫色の縁取りがはいり、反り返ります。
萼は淡いピンク色に青紫色の縁取りがはいります。
苞は長さ10~12cmあり、ピンク色で、花茎を包みます。
果実は液果です。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
水苔単体か、水はけのよい土壌に植えつけます。
霜が降りない地域であれば戸外越冬可能です。
日向~半日陰で栽培します。
水やりは春~秋は筒状になった葉の間に水をため、水やりの度にその水が入れ替わるようにたっぷり注ぎます。
気温が下がり始めたら株を逆さにして水をあけ、冬は土にだけ水を与えるようにします。
年間を通じて霧吹きで葉水を与えるとよいです。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を2~3か月に1回施します。
病虫害としてはカイガラムシ、ハダニがあります。
名前
ヨウラクツツアナナス、Queen's tears
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン
形状
草丈・樹高
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
緑、青、紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要、水苔
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
カイガラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20497
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