植物図鑑
サラセニア
サラセニア属
サラセニア
学名:
Sarracenia
〔基本情報〕
原産地では酸性で貧栄養の湿地にはえる多年草。
食虫植物です。
短い根茎をもちます。
葉はロゼット状に出て、春や秋の低温期に出る捕虫葉と夏の高温期に出る剣葉の2タイプがあります。
捕虫葉は上部にふたのある筒状で、蜜腺に誘われた昆虫がすべり落ちて出られない仕組みになっています。
捕虫葉に網目模様がはいるものが多いです。
剣葉は筒状にならず、平らです。
花は長い花茎の先に単生して下向きに開き、花弁と萼片が5枚ずつあります。
果実は蒴果です。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
実生の場合は取り播きにするか、湿らせて冷蔵庫などで保存して春に播きます。
日当たりと風通しのよい場所を好みます。
水苔単体か、赤玉土にピートモスを混ぜたものに植えこみます。
アルカリ性を嫌うので土壌や水に石灰分が混ざらないようにします。
湿地に生息するため、腰水や底面給水にし、常に湿り気を保てるようにします。
施肥は特に必要ありません。
病虫害としてはウイルス病、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、アザミウマなどがあります。
〔備考〕
ヘイシソウ(瓶子草)という名は、筒状の葉を壺の一種である瓶子に例えたものです。
名前
サラセニア、ヘイシソウ(瓶子草)、trumpet pitchers
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
1月、2月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ
形状
草丈・樹高
葉の形
特殊
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
赤、黄、緑、紫、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
酸性
耐候性
耐寒性
用途適性
鉢植、切花、アクアテラリウム、苔玉
ハーディネスゾーン
病害
ウイルス病
虫害
アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、アザミウマ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22590
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